はいっ。制作者のGouです♪
今回は、Illustratorを使って「自由な角度と長さ」に編集できるリアルイラスト「Chain(鎖)」の素材配信と、編集する際の取り扱い用チュートリアルを公開いたします。
クオリティーを保ったまま簡単に動かせるように工夫しましたので、以下のチュートリアルを参考にご活用ください^^
目次
編集自在なチェーン素材
さて、今回の素材は全てグラデーションメッシュを用いたオブジェクトとクリッピングマスクで構成されています。
「Illustrator 鎖 作り方」などで検索してみると、鎖型のオブジェクトを分割してパターンブラシに登録する方法などが紹介されているのですが、今回私が制作した素材は「鎖の動き」にもリアリティを追求したかったので、全く違う方法で編集します。
その理由なども含めて、素材の説明と取り扱い用チュートリアルを以下に記載しますので参考になさってください♪
なぜパターンブラシにしないの?
鎖オブジェクトをパーツ別に分割して、パターンブラシに登録する方法で描いた鎖は、ブラシで描いたラインに合わせて簡単に配置されますが、鎖1つ1つがアーチ状にグニャっと曲がってしまいます。
鉄製である鎖がアーチ状に曲がってしまっては、せっかくのイラストが台無しですよね^^;
作業効率を上げる為に「オブジェクト制作」→「パーツ分割」→「ブラシ登録」→「ブラシレイアウト」と準備して、更にリアリティを上げるにはオブジェクト1つ1つ「個別に編集」が必要になると思います。
これでは本末転倒です…
他にも色々な方法があるのかもしれませんが、私の編集方法ではブラシを使いません。
あくまでも「オブジェクトのコピー&ペースト」と「回転ツール」で角度をつけていきます♪
(急がば回れ…デス♪)
なぜパターンブラシにしないの?「その2」
更にブラシに登録しない最大の理由として、ブラシには「グラデーション」のかかったオブジェクトは登録出来ないことがあげられます。
べた塗りのオブジェクトを登録した後にアピアランスを分割し、グラデーションを適応させる方法もあるのですが、これまた面倒…
結局、最初から回転ツールで編集した方が楽だし早く、なにより確実にクオリティーの高い描写ができると思います。
それでは私の制作した素材の使い方をご紹介いたします。
【Step 1】「回転基準点用ガイド」の確認
それでは、ダウンロードしたチェーン素材のepsを開きます。
編集を開始する前に、回転ツールを使用してオブジェクトを回転させる際に基準となる「回転基準点」を設置するために用意した「回転基準点用ガイド」の確認を行います。
「レイヤーパネル」→「レイヤー3」→「縦グループ」の中にある「回転基準点ガイド」というオブジェクトを表示してみてください。
(縦のオブジェクトを非表示にしておくと確認しやすくなります。)
この回転基準点ガイドを活用して、鎖を個別に回転させていくことになります。
(上のサンプル画では赤い円に十字にしてありますが、本来は黒です)
(「縦」は、縦向きの真ん中にある鎖を構成するオブジェクト群、「横」は、横向きの下にあるオブジェクト群、「横2」は、横向きの上にあるオブジェクト群を指します。表示、非表示で事前に確認しておいてください。)
【Step 2】「回転ツール」と「回転基準点」
回転基準点ガイドの確認ができましたら編集に入りましょう。
「レイヤーパネル」→「レイヤー3」→「縦グループと横2グループを選択」
「縦グループと横2グループ」を選択した状態で、「ツールボックス」内にある「回転ツール」を選択します。
「回転ツール」を選択すると、縦向きの鎖の中央辺りに「回転基準点」と呼ばれる丸に十字を重ねたようなアイコンが表示されます。
この回転基準点にカーソルを重ね、ドラッグしたまま「下の回転基準点ガイド」の中央まで持っていきます。
続いて、オブジェクトを右方向へ移動してみます。
動かせましたか?
この素材のこだわった箇所は、この回転ツールを使ってオブジェクトを移動すると、「鎖同士が重なっている箇所の影のオブジェクトもクリッピングマスクごと連動して移動させられる」という点です。
これによりリアリティを保ったまま、自然な角度に変形させることができます。
【Step 3】回転ツールを使って繰り返す
さぁ、ここまでできれば、あとは【Step 2】を繰り返すだけです♪
今度は「横2」だけを選択し、「回転ツール」→「回転基準点を上の回転基準点ガイド」の中心に移動します。
先ほどとは反対の左方向に移動してみます。
これで自由に角度を変えられるようになりましたね♪
あとは、好みに合わせて拡大・縮小したり、オブジェクトをコピー&ペーストして増やしたりしながら自由に配置してください。
以上で「チェーン(鎖)」の取り扱いチュートリアルを終了しますが、鎖を増やす際にはレイヤーパネル内の「オブジェクトの順番」に注意してくださいね♪
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